飼い猫がハーネスをすり抜けて行方不明になってしまった方がSNSに情報を載せていると、息子が私に教えてくれました。
見ず知らずの方ですが、私も一昨年自宅から外に出てしまった猫を6日後に見つけた経験があったので、お手伝いするつもりでその方に連絡しました。
状況をお訊ねすると、その猫は島根で保護され函館に来てまだ10日目、断崖の深い竹藪のある立待岬を散歩している途中いなくなったそうです。
もしかしたら海に落ちたかもと、大変悲観されていました。
その日、岬の駐車場で車中泊し、かなり探したのですが手掛かりなしでした。
次の日も同様でした。
飼い主さんはどんどん絶望に近くなり、ただただ泣くばかりでした。
そのときに『言葉』を伝え、絶対に見つかるからどうか希望を持ってくださいとお願いしました。
何の根拠もないのですが、私は『言葉』を使うことで奇跡が起きると確信しているのです。
3日過ぎ、4日、5日と見つかることなく過ぎていきました。
我が家の猫は6日目に見つかったので、なんとなく6日目に見つかるといいなーと考えて、様子を聞こうとLINEしたところ・・・私のLINEと同時に玄関で「ニャゴニャゴ」と声が聞こえ、自力で自宅に帰ってきたとのこと。
迷い猫を捜すプロの方も「ありえん、奇跡だ」と驚いていたそうです。
『言葉』の起こした奇跡だと飼い主さんは喜んでくれて、一生お守り代わりに『言葉』を使いますと言ってくれました。
きっかけは何であれ、『言葉』を知ってもらい、使ってもらうこと、またここからほかに伝えてもらうことができるかなと思います。
黒猫四兄妹(北海道/60代)
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